お知らせ&コラム

マンションの買い時っていつ?

コラム

 

子供も大きくなってきたし、マンションほしいなぁ
今は高すぎるし、中々買えないよ…
買い時っていつなんだろう?

高騰するマンション価格

昨今はマンション価格が高騰し、2023年時点の新築分譲マンションの平均価格は首都圏で約8,100万円、東京23区だと約1.1億円です(参考:不動産経済研究所)。

また、中古マンション(70㎡)の平均価格は首都圏で約4,800万円、東京23区だと約7,000万円です(参考:東京カンテイ)。

なお、首都圏の新築マンションの価格は2000年から1.5倍超に上昇しており、「あの時マンションを買っておけば良かった・・・」なんて言葉は耳が痛くなるほど聞いてきました。

不動産鑑定士界隈でも、「今のマンション高すぎ」と言って購入を踏みとどまった人達が「あの時買っておけばよかった~」なんてぼやいています。

今後、不動産価格が上がるのか下がるのかは神のみぞ知る世界ですので、家については、欲しくなったときが一番のお買い時です。

どんなマンションが買えるの?

とはいってもどの程度のマンションが買えるのでしょうか?

住宅ローンは、年収の6~7倍を限度に組むのがオススメです。

金融機関によって住宅ローンの限度額はバラバラで、10倍まで借りられるところも・・・

思わず10倍ギリギリまで借りたくなるかもしれませんが、ストップ!

ここで、年収の6倍(6000万円)と10倍(1億円)の住宅ローン(35年・変動0.4%)を組んだ場合どうなるか見ていきましょう。

 

年収の6倍6000万円で購入 年収の10倍1億円で購入
年収 1,000万円 1,000万円
毎月給与 83万円 83万円
税金 22万円 22万円
手取り 61万円 61万円
借入額 6,000万円 10,000万円
住宅ローン返済額金利0.4% 15万円 26万円
管理費・修繕積立金・固定資産税 5万円 6万円
火災保険 0.2万円 0.2万円
手残り 41万円 29万円
生活費 30万円 30万円
毎月貯金額 11万円 ‐1万円

 

ここで注意したいポイントが、年収の10倍で住宅ローンを組んだ場合、貯金をすることが一気に難しくなることです。最悪、住宅ローン破綻(※)になるケースも・・・

したがって、家を購入するときは、収入や生活費の急激な変化に対応できる範囲で住宅ローンを組むようにしましょう。

ペアローンの可能性

ペアローンとは、夫婦や親子が契約者となって住宅ローンを組む方法です。

私達は年収の6~7倍程度を限度に住宅ローンを組むことを勧めていますが、

価格が高騰している昨今の不動産市況により、自分一人じゃ希望の物件を買うことができないことも多いです。

そこでペアローン。これを使えば融資枠が増え、購入できる物件の範囲がグッと広がります。ただし、ペアローンを組んだときのリスクも知っておきましょう。

 

よくある事例:憧れのマイホームを購入後、離婚することに

結婚を機に新築戸建の購入を検討しているとある夫婦。希望の家は4800万円で、世帯年収が700万円(夫400万、妻300万)だったため、審査を通すためにペアローンを組みました。

しかし、購入してから2年後、夫婦仲が悪くなり離婚話に・・・

どちらか一人が住むにしては広すぎるため、売却することになりました。

その時のローン残債は4500万円で、売却査定価格は4000万円。500万円の持ち出しが必要になりましたが、大して貯金をしていなかったこともあり、売却できない状態に・・・

その後、妻は戸建に、夫は他の賃貸物件に住むことになりました。しかし、夫はローンを返済しながら家賃も払っているため、前より生活が苦しくなったようです。

このように、ペアローンを組むと一人でローンを組むよりもリスクが大きくなります。その点を理解したうえで、ペアローンを組むようにしましょう。

 

 

 

最後になりますが不動産の相談はHP若しくは公式LINEアカウントから可能です。不動産の相談はHPの問い合わせフォーム若しくは公式LINEからお問合せくださいませ。

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